【2025年版】なぜ250ccバイクは車検不要?メリットと見落としがちな注意点とは?

🏍 250ccバイクは“車検不要”!でもなぜ?
バイクには「車検が必要な車両」と「不要な車両」があるのをご存知でしょうか?
一般的に、250cc以下のバイク(軽二輪)には車検がありません。
✅ 理由:道路運送車両法による分類の違い
排気量 | 区分 | 車検の有無 |
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〜125cc | 原動機付自転車/小型二輪(原付) | 不要 |
126〜250cc | 軽二輪 | 不要 |
251cc〜 | 小型二輪 | 必要(2年ごと) |
つまり、250ccのバイクはギリギリ「軽二輪」に分類されるため、法律上車検が課されないのです。
📝 車検がない=維持費が安い!
250ccバイクが人気の理由のひとつが「コスパの良さ」です。
✅ 車検不要による3つのメリット
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車検代(3〜5万円)が不要
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整備の自由度が高い(自己整備でもOK)
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自動車重量税が新車登録時のみでOK
➡ 年間維持費が125ccとほぼ変わらないのに、パワーと高速走行性能が段違いというコスパの高さが魅力!
⚠️ でも、注意点もあります!
車検がないからといって「ノーメンテでOK」ではありません。
実は、多くのライダーが以下のような落とし穴にハマっています👇
❗ 注意点①:定期点検義務はある!
250ccバイクでも**「定期点検整備」は法律上の義務**です。
(道路運送車両法 第48条)
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点検整備記録簿の記載
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消耗品(タイヤ、ブレーキ、灯火類)のチェック
➡ 実施しないと、整備不良による事故や罰則のリスクがあります。
❗ 注意点②:違法改造が発覚しにくい
車検がない分、不適切な改造に対するチェックが甘くなる傾向があります。
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マフラー音量オーバー
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ウインカーの非規格品
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灯火類の色変更
➡ 警察による街頭検査で整備不良扱い=整備命令 or 罰金対象となることも。
❗ 注意点③:自賠責・任意保険の管理を忘れがち
車検がない=更新時に保険も自動で確認されないということです。
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自賠責が切れていても気づきにくい
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任意保険を失効したまま放置しがち
➡ 「無保険運行」=1年以下の懲役 or 50万円以下の罰金 + 免許停止となる重大違反です。
❗ 注意点④:売却時に整備履歴が問われる
中古市場では「整備記録簿付きの250cc車両」は高く売れる傾向にあります。
日頃の点検・整備履歴を残しておくことで、売却・譲渡時の信頼性アップにもつながります。
👨💼 行政書士ができるサポート(+α)
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✅ 所有者変更・譲渡時の名義変更サポート
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✅ 自賠責保険の更新チェック支援
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✅ 書類不備のない売買契約書の作成
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✅ 相続・廃車時の登録手続き代行
250ccバイクは「車検がない=ラク」ではなく、自己責任での管理と法令遵守がより重要になります。
適切なサポートを受けることで、より安心・安全なバイクライフが送れます。
✅ まとめ
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250ccは軽二輪のため車検が法律上“不要”
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維持費が安くコスパが高い一方、点検・整備義務は継続
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自賠責・改造・整備不備によるトラブルに要注意
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行政手続き・保険管理は行政書士のサポートが安心