【2025年最新版】バイク輸入時の登録・予備検査のポイントを行政書士が解説!【並行輸入対応】

🌍 海外からバイクを輸入したら「登録できない」って本当?
海外で購入したバイクや個人輸入車(並行輸入車)を日本で走らせるには、
**「予備検査」+「登録手続き」**を通過する必要があります。
しかし、実際には次のような悩み・トラブルが多く報告されています:
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✅ 必要書類が分からない
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✅ 車体番号が日本基準と合っていない
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✅ 光軸やウインカーの規格が通らない
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✅ 書類不備で運輸支局で門前払いに…
この記事では、**行政書士が実務に基づいて「登録までの流れ」や「注意点」**を徹底解説します!
🛵 輸入バイクの種類(登録区分)
区分 | 排気量 | 登録手続き | 車検 |
---|---|---|---|
原付 | ~125cc | 市区町村役所 | なし |
軽二輪 | 126~250cc | 運輸支局 | なし |
小型二輪 | 251cc以上 | 運輸支局 | あり(2年ごと) |
➡ 特に並行輸入車は、構造や排出ガス規制が国内と異なるため、予備検査が必要となります。
🔍 輸入バイク登録までの流れ
✅ ステップ①:通関証明書の取得
輸入時には必ず**「通関証明書(原本)」**を受け取っておきましょう。
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インボイス(納品書)やB/L(船荷証券)と一緒に保管
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税関での輸入手続き(関税・消費税支払い)も必要
✅ ステップ②:予備検査の受検(陸運支局)
予備検査とは、ナンバー登録前に車両の保安基準適合性をチェックする検査です。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
ライト光軸 | 日本の左側通行基準に合っているか |
スピードメーター | km/h 表記であるか |
ウインカー・反射板 | 配置と色が保安基準に適合しているか |
音量 | マフラー音が基準値内か |
排ガス装置 | 二次エアなどの装着義務あり(年式による) |
✅ ステップ③:登録申請(ナンバー取得)
予備検査に合格すると、「予備検査証」が発行されます。
その後、以下の書類を提出して正式に登録(ナンバー交付)を受けます:
書類名 | 備考 |
---|---|
通関証明書(原本) | 必須書類(コピー不可) |
譲渡証明書 or インボイス | 所有権証明として |
排出ガス試験結果(必要時) | 特定年式・輸入地によって必要 |
保安基準適合証 | 予備検査合格時に交付 |
自賠責保険証明書 | 有効期限内で加入済みのもの |
住民票 or 印鑑証明書 | 所有者の住所確認用 |
委任状 | 行政書士が代行する場合に必要 |
⚠️ 登録時の注意点
❗ 車体番号が不鮮明・未刻印
➡ 登録拒否対象。必要に応じてフレーム打刻処理・照合申請が必要。
❗ 並行輸入車の年式・型式未認定
➡ 認定制度のない年式の車両は、追加書類・試験証明が必要になる場合あり。
❗ 海外仕様のままではNG
➡ ウインカーの色・リフレクターの位置・排ガス装置の欠落など、“小さな違い”が致命傷になるケースが多数。
👨💼 行政書士サポート内容
みなと行政書士法人では、輸入バイクに関する下記サービスを提供中です:
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✅ 通関証明書の内容確認・翻訳補助
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✅ 保安基準チェック&改造アドバイス
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✅ 予備検査の予約代行・同行
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✅ 書類作成+登録申請すべて代行
📌「書類が1枚足りない」「検査に落ちたらどうしよう」という不安を解消します!
✅ まとめ
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海外から輸入したバイクは予備検査と登録手続きが必須
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保安基準(光軸・排ガス・ウインカーなど)への適合が鍵
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書類不備・構造不適合による登録失敗に注意!
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確実な登録には行政書士のサポートが安心・安全