🚘 法人から個人への自動車売却における登録手続き
✅ 必要な登録手続き:「移転登録」
このケースでは、法人が所有していた自動車を個人に売却するため、**移転登録(名義変更)**の手続きを行います。
📄 必要書類一覧(普通車の場合)
-
車検証
-
譲渡証明書(法人の代表者印が必要)
-
委任状(法人代表者印)
-
法人の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
-
個人(購入者)の住民票
-
自動車税申告書
-
ナンバープレート(変更が必要な場合)
-
自動車保管場所証明書(車庫証明)
⚠️ 注意点
① 法人印の管理
譲渡証明書や委任状には法人の代表者印(実印)が必要です。印鑑証明書との整合性に注意しましょう。
② 名義変更後の税金
名義変更が完了すると、**次年度の自動車税納付義務は新所有者(個人)**に移ります。
③ 利益相反の可能性
売却に関して、法人側と個人(例:役員・社員など)の立場が近い場合、利益相反が疑われることもあります。
✅ 行政書士に依頼するメリット
-
法人書類の確認・管理に精通
登記事項証明書や法人印の扱い、適切な書類形式に熟知しています。 -
記載ミス・不備を防止
法人の登記住所や代表者名のミスによる申請却下を未然に防ぎます。 -
譲渡時の証拠保全
譲渡契約書や譲渡証明書の控え等、将来的な税務・会計対策にも役立ちます。 -
車庫証明の取得も一括対応
所有者変更に伴う車庫証明の再取得もワンストップで依頼可能。