【初心者向け】ナンバープレートの意味とは?数字・ひらがな・分類番号を徹底解説
◆ ナンバープレートとは?
ナンバープレートとは、国土交通省が発行する自動車の登録標識です。
車両ごとに一意の番号が与えられ、以下の目的で使用されます。
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自動車を識別するため
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車検や税金の管理をするため
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道路交通を適正に維持するため
つまり、ナンバープレートは**車の「身分証明書」**のような役割を持っています。
◆ ナンバープレートに書かれている情報の意味
ナンバープレートには、次のような情報が含まれています。
1. 地域名(例:名古屋・豊田・一宮)
→ 車の「使用の本拠の位置(住所)」を管轄する運輸支局・自動車検査登録事務所を示す。
2. 分類番号(例:300・500・800)
→ 車の用途や車両区分を示す番号。
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3ナンバー:排気量2000cc超・車幅170cm超・定員10人以下
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5ナンバー:排気量2000cc以下・車幅170cm以下・定員10人以下
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8ナンバー:特種用途車(キャンピングカー、救急車など)
3. ひらがな(例:あ・さ・れ)
→ 車の用途区分を示す。
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「あ・い・う・え・お」行 → 自家用車
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「ろ・わ」行 → 営業用(タクシー・バスなど)
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「れ」 → レンタカー
4. 一連指定番号(例:12-34)
→ 登録された車ごとの固有番号。希望番号制度で好きな数字に変更可能。
◆ ナンバープレートの色の意味
色 | 車両の種類 |
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白地に緑文字 | 自家用普通車 |
緑地に白文字 | 営業用普通車(タクシー・バス・トラックなど) |
黄地に黒文字 | 自家用軽自動車 |
黒地に黄文字 | 営業用軽自動車 |
青地 | 外交官車両 |
赤地 | 仮ナンバー(臨時運行許可) |
◆ ナンバープレートの役割
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車の識別 → 不正車両や盗難車の発見に役立つ
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税務管理 → 自動車税の課税対象を特定
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安全管理 → 交通違反や事故の際に使用者を特定