自動車登録に必要なOCRシートとは?記入のポイントや種類を行政書士が解説!
自動車登録手続きで欠かせないのが「OCRシート」と呼ばれる専用の申請用紙です。
一見ただの紙に見えるかもしれませんが、これがないと登録手続きは完了しません。
この記事では、OCRシートの役割や記入方法、入手方法などを行政書士の視点で詳しく解説します。
🔶OCRシートとは?
OCRシートとは、「光学式文字読取装置(OCR)」で読み取るための専用申請書類です。
運輸支局では、OCRシートに記載された情報を機械で読み取り、自動車登録に反映させています。
手書きでもOKですが、記入ルールを守らないとエラーになる可能性があるため注意が必要です。
🔶OCRシートが必要な場面
次のような手続きで使用します:
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名義変更(移転登録)
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新規登録
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住所変更(変更登録)
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抹消登録
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一時抹消からの再登録 など
🔶OCRシートの種類(代表的なもの)
| シート番号 | 用途 | 色 |
|---|---|---|
| 第1号様式 | 新規・移転・変更登録など | 緑色 |
| 第3号様式 | 抹消登録・番号変更など | 青色 |
| 第2号様式 | 軽自動車用(地域によって異なる) | ピンク色など |
※普通車の場合、第1号様式か第3号様式を使用します。
🔶記入時の注意点
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黒のボールペンまたは万年筆で記入(鉛筆不可)
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機械読み取りのため、マス目に丁寧に記入
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修正テープ・修正液は使用禁止
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不明点は運輸支局の窓口や行政書士に確認を
🔶OCRシートの入手方法
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運輸支局の窓口で無料でもらえる
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行政書士事務所・車販売店などにも常備
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ダウンロード印刷可能(印刷ズレがあると不備の可能性あり)
✅行政書士からのアドバイス
OCRシートの記入ミスは、手続きの遅延や再提出の原因になります。
特に初めての方にとってはわかりにくい部分も多いため、登録代行サービスの活用が安心です。
当事務所では、OCRシートの記載代行も含め、スムーズな登録をお手伝いしております。





