【徹底解説】番号変更とは?希望番号との違い・必要書類・手続きの流れ
◆ 番号変更とは?
番号変更とは、自動車のナンバープレートの番号を新しいものに変更する手続きです。
大きく分けて「義務的な番号変更」と「任意の番号変更」の2種類があります。
◆ 番号変更が必要になるケース(義務)
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住所変更で管轄が変わったとき
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例:名古屋市 → 岡崎市に転居した場合、管轄の運輸支局が変わるため番号変更が必要。
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所有者が変わったとき(移転登録)
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譲渡や売買により所有者が変わり、かつ管轄も変わる場合。
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車種・用途の変更
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普通車から貨物車に区分が変わるなど、分類番号が変わる場合。
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◆ 任意の番号変更(希望番号)
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気分転換や記念日・ラッキーナンバーを使いたい場合に利用可能。
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「希望番号制度」を利用し、自分で好きな番号を選べる。
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例:「1」「777」「1122」「2525」など。
◆ 番号変更に必要な書類(普通車)
必要書類 | 備考 |
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車検証 | 現在の車両情報が記載されているもの |
印鑑(認印可) | 使用者のもの |
車庫証明 | 新住所に車を置く場合に必要(軽自動車は一部不要) |
住民票/印鑑証明 | 住所変更時に必要 |
希望番号予約済証 | 希望番号を取る場合のみ必要 |
手数料納付書・申請書 | 陸運局で入手 |
◆ 手続きの流れ
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必要書類の準備
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車庫証明の取得(必要な場合)
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希望番号を申し込む(任意の場合)
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運輸支局(陸運局)で申請
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旧ナンバーを返納し、新ナンバーを交付
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車両に取り付け、封印を受ける(普通車のみ)
◆ 費用の目安
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ペイント式(普通のナンバー):4,000〜5,000円
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字光式(光るナンバー):7,000〜8,000円
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図柄入りナンバー:7,000〜10,000円前後(寄付金あり)
◆ まとめ
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「住所変更で管轄が変わる」「車種区分が変わる」→ 義務的な番号変更
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「好きな数字に変えたい」→ 希望番号による任意の番号変更
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どちらも陸運局(軽は軽自動車検査協会)で手続きが必要