ナンバープレートが盗難されたらどうする?必要な手続きと再交付の流れを解説【行政書士監修】
はじめに
ある日、自分の車を見に行ったら「ナンバープレートがない!」
こんな経験をしたら、誰でも驚きますよね。
ナンバープレートの盗難は近年増加傾向にあり、悪用されるリスクもあります。
今回は、ナンバープレートが盗まれたときに行うべき対応と、再発行(再交付)手続きの流れを行政書士が詳しく解説します。
1. まずやるべきこと:警察への届出
ナンバープレートが盗難に遭った場合、まず最初に警察に届け出を出す必要があります。
-
盗難届を出す
-
受理番号(届出番号)を控えておく
この届出番号は、ナンバー再交付手続きに必要となるため必ずメモしておきましょう。
2. 運輸支局でのナンバープレート再交付手続き
必要書類一覧:
書類名 | 内容 |
---|---|
① 盗難届出の受理番号 | 警察署で発行される |
② 車検証 | 原本が必要 |
③ 印鑑(認印) | 所有者または使用者のもの |
④ 再交付申請書 | 陸運局にて取得可 |
⑤ 手数料納付書 | 当日支払い |
3. ナンバーが変わるかどうか
盗難の場合、基本的に元のナンバーは再交付不可です。
そのため、多くのケースで「新しいナンバー」になります。
例外:希望ナンバーを再取得する場合
希望番号だった場合、再度同じ番号を希望ナンバー制度を使って取得することも可能です(ただし別途費用と日数がかかります)。
4. 封印の再取り付け(普通車)
普通車(白ナンバー)は封印が必要なため、ナンバー交付後に再度陸運局で封印作業が必要です。
行政書士が代理で行う**「出張封印」制度**も活用できます。
5. ナンバープレート盗難の予防対策
-
専用の盗難防止ネジを取り付ける
-
駐車場所を防犯カメラ付きにする
-
自動車防犯グッズ(アラームなど)を活用
6. 行政書士に依頼するメリット
-
書類の記載ミスを防げる
-
運輸支局への手続き代行が可能
-
出張封印サービスで、自宅で完結することも可能
仕事が忙しい方や、高齢者の方には特におすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q:ナンバーが1枚だけ盗まれた場合でも再交付は必要?
A:はい。ナンバープレートは2枚で1セットですので、1枚でも盗難されたら再交付が必要です。
Q:再交付にはどれくらい時間がかかりますか?
A:即日交付が可能なケースもありますが、2〜3営業日かかることもあります。
✅ まとめ
ナンバープレートの盗難は、ただの被害にとどまらず、別の犯罪に悪用されるリスクもあります。
速やかに警察と運輸支局に届け出をし、適切な手続きを行いましょう。
ご不安な方は、行政書士にご相談いただければスムーズに対応できます。