車検証を紛失したらどうする?再発行の手続き・必要書類・注意点を行政書士が解説!
はじめに
車検証(自動車検査証)は、車を所有・使用するうえで非常に重要な書類です。
万が一、紛失してしまった場合や汚損・破損した場合は、速やかに再発行の手続きを行う必要があります。
今回は、車検証の再発行手続きの流れや注意点について、行政書士が詳しく解説します。
車検証の役割とは?
車検証は、自動車の登録内容・所有者情報・車両情報が記載された公的書類です。
以下のような場面で必要となります:
-
車検時の提示
-
名義変更手続き
-
自動車保険加入・変更
-
買取・売却時
紛失・汚損時の再発行が必要な理由
-
不正使用を防止するため
-
登録情報の正確性保持
-
法令上の義務(車検証の携行)
車検証を紛失した場合の再発行手続き
✅ 再発行が可能な場所
-
管轄の運輸支局または軽自動車検査協会
(※登録車と軽自動車で申請先が異なります)
✅ 必要書類一覧
書類名 | 内容 |
---|---|
① 再交付申請書 | 窓口またはHPで入手可能 |
② 委任状 | 所有者本人以外が手続きする場合 |
③ 使用者の印鑑(認印) | 所有者と使用者が異なる場合は両者分 |
④ 本人確認書類 | 運転免許証など |
⑤ 車検証の写し(あれば) | 紛失前にコピーしていた場合は提出推奨 |
申請の方法
-
窓口での申請(即日発行可能なことが多い)
-
郵送申請は不可
-
行政書士による代理申請も可能
再発行手数料
-
登録自動車:300円程度
-
軽自動車:無料〜数百円(地域による)
紛失に気づいたらやるべきこと
-
家や車内をもう一度確認
-
車検証の写しや保管場所をチェック
-
盗難の可能性があれば警察に届出
-
速やかに運輸支局等で再発行申請
行政書士に依頼するメリット
-
忙しくて平日に時間が取れない方
-
書類作成や提出が不安な方
-
委任状を使った代理申請・受取が可能
-
出張封印や他の手続きと合わせた依頼もスムーズ
よくある質問(FAQ)
Q:再発行した車検証でそのまま車検を受けられますか?
A:問題なく受けられます。元の内容が同じであれば影響ありません。
Q:古い車検証が後で出てきた場合はどうすれば?
A:破棄するか、運輸支局で返納するのが望ましいです。
Q:ネットで再発行できますか?
A:いいえ、原則として窓口での申請が必要です。
✅ まとめ
車検証を紛失した場合は、慌てず正しい手続きで再発行を行うことが大切です。
もし不安な方や手続きに時間が取れない方は、行政書士にご相談ください。
確実かつ迅速に対応いたします。